スワップポイント

FXの”サヤ取り”(アビートラージ)の危険性まとめ

現在、僕が実践しているFXのサヤ取り(アビートラージ)と呼ばれる手法は”必勝法”などと紹介されることもある手法で、僕もこのブログでおススメしています。

しかし、どんな投資にもリスクはつきものですので、当然”サヤ取り”にもリスクはたくさんあります

だた…

サヤ取りは他の無謀な投資よりははるかにリスクや破産の危険性が低いと思いますし、資金を減らし続けている人にとっては良い処方箋になるかもしれません(;’∀’)

今回は、サヤ取りの基本的なリスクと、僕が実践していく中で色々と見えてきた注意点、そしてその解決法などを説明していこうと思いますので、始めてみようという方は、これらのリスクを理解した上でチャレンジしてみてください。

なお、ここではサヤ取りの仕組みを一通り理解していることを前提として説明していきますので、「ちょっと不安だなぁ」という方はこちらで復習してください。

”サヤ取りの始め方”についてはこちら↓↓でも紹介していますので興味がある方は参考にして下さい。

・【ランド円】サヤ取りの始め方
・【トルコリラ円】サヤ取りの始め方

サヤ取りのリスク&注意点

①:スプレッド(手数料)のリスク

ご存知だと思いますが、FXで取引をする際には”スプレッド”と呼ばれる手数料が発生します。

スプレッドは安い業者さんであれば「0.3銭」(0.003円)などであり、取るに足らないモノのように思えるかもしれませんが、FXの取引量は

最低でも1000通貨から1万通貨

にもなるので、塵も積もれば山となるで、馬鹿にすることができません。

サヤ取りは、2つの業者でそれぞれ「売り」「買い」のポジションを持つわけですが、

例えば、スプレッドが ”1銭(0.01円)” だった場合でも

「売り」「買い」を10万通貨持てば、

0.01×10万=1000円

1000円×2業者分=

2,000円

の手数料を支払うことになるのです。

この”手数料2000円”を高く見るか安く見るかは個人次第ですが、サヤ取りは日々、

「微々たるスワップポイントの差額」

を積み重ねていく手法ですので、利益を出す前に、この手数料(2000円)を取り返すのに”数十日”はかかってしまいます。

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スプレッドリスクの解決法

ここまで説明してきたスプレッドですが、その解決方法としては

・スワップポイントのみでなく、きちんとスプレッドも事前に確認しておく
・自分のサヤ取り実施期間と「スプレッド」「スワップポイント」を総合的に判断する

くらいしかないと思います…。

つまり、「長期的にポジションを保有してサヤ取りを実施しよう」という人は

多少スプレッドが高い業者でもスワップポイントが高い業者

でもいいと思いますし、逆に短期間での実施を検討している人は

多少スワップポイントが低くてもスプレッドが安い業者

を選んでもいいということです。

ただ…スプレッドとスワップポイントは変動するという事を念頭に置いておいてください。

②:安い高金利通貨の注意点

①ではスプレッドのリスクを説明しましたが、スプレッドは【ランド円】などの

安価な通貨

でサヤ取りをする際にも注意が必要です。

現在、「アフリカランド」や「ペソ」などの通貨が非常に安くなっており、

少ない資金で始めることのできる高金利な通貨ペア

として人気が高くなっています。

僕も現在【トルコリラ円】【ランド円】でのサヤ取りを実践していて、確かに”安い価格から始める”ことができましたが、

安い通貨のサヤ取りでそれなりの利益を出す

には、それだけ

多くの通貨を購入

しなければならなくなるので、通貨量の増加に伴って必然的にスワップもかなり多くなるのです。

例えば、今回、僕は年間15万円くらいの利益を目指して【ランド円】を

100万通貨

取得しましたが、”100万通貨”と言えば【ドル円】などで言えばかなり多くの数量です。

しかし、僕が購入した際、

1ランド=約7円

と格安だったので、100万通貨をたったの

必要証拠金30万円

で買うことができたのです。

ちなみに…【ドル円】を”100万通貨”保有しようと思えば(1ドル=108円)で必要証拠金400万円前後が必要となります。

ここで、今回、僕が【ランド円】のサヤ取りで支払った手数料は

100万通貨×3銭=3万円

100万通貨×1銭=1万円

になります。

【ドル円】などのサヤ取りで通常これだけの手数料を払うことはなかなかありません…( ;∀;)

このように、安く買える通貨でのサヤ取りに挑戦しようとしている方は数量が増えれば必然的にスプレッドも高くなるということを覚えておいてください。

②ロスカットのリスク

FXでポジションを取得する際にはFX業者の口座に資金を入力し、その資金(保証金)に応じた量の通貨が購入できることはご存知だと思いますが、

通過価値が変動するなどして、この”保証金”の率がある一定を下回った場合、持っているポジションが強制的に解約させられることがあります。

これを「ロスカット」と言います。

もし、このロスカットがなければ、資産がマイナスになり、借金を抱えてしまう危険性もあるので、これは”投資家自身を守る仕組み”とも言えますが、サヤ取りでは時としてこの「ロスカット」がリスクになることがあります。

僕はサヤ取りの最大のリスクはこのロスカットだと思います!!

ロスカットのリスクはこれだけではありません。

サヤ取りは両建てすることによって通貨価値の変動で損失を被ることが少ない手法ですが、これは「売り」「買い」が同時に機能していればこそのものです。

しかし、寝ている間などにロスカットで片方だけのポジションが解約されたらどうでしょう?

例えば、深夜帯の一時急落で「買い」ポジションがロスカットされたとしたら…

模擬チャート

これは、深夜帯に価格が一時的に急落した場合を想定した模擬チャートですが、日本時間の深夜帯に指標発表などで価格が大きく動くことは珍しくありません。

この場合、証拠金が急落に耐えきれず、ちょうど底値(マイナス20万円)でロスカットされていることが分かります。

ロスカット時の保有ポジションは「買いポジション」20万円「売りポジション」+20万円

朝起きて、口座情報を確認して初めてロスカットされていることに気が付くのですが、価格は半分ほど戻っており、

「売りポジション」+10万円

のみが残っている状況でした。

この状況でできることは、

①買いポジションを買い戻す

②売りポジションも決済する

③価格が下がるまで待つ

ですが、論外の③を除けば

ロスカットされた「-20万円」と残された「+10万円の差額

10万円

が損失となってしまうのです。

コツコツ小さいスワップポイント差を積み上げるサヤ取りにとって、10万円の損失は致命的といってもいいでしょう…。

サヤ取りにとってロスカットによる最大のリスクは売り買いの均衡が崩れることなのです。

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ロスカットリスクの解決方

ロスカットリスクの回避方法として最も効率的なのは、

・余裕を持ったポジション保有

に尽きると思いますが、資金効率を上げようと思えばできるだけ少しの資金で多くのポジションを保有したいものです。

そこで、重要なのが

・まめな値動きのチェックと資金移動

だと思います。

僕の場合、「通貨ペアごとの過去の変動幅」から大よその変動値動きを予測してポジションを取得していますが、今度、通貨がどれくらい動くかは誰にも予想できません。

そこで、大きな指標発表がある時や大きなニュースが控えている時などは事前に大よその結果を調査しながら通貨ペアの値動きを確認しておくようにしています。

また、保有ポジションのうち、片方の保証金率が下がってきた時は”早めの資金移動”をこまめに行うようにしております。

ただ、出金手続きには数日かかる場合もありますので僕は、資金移動がスムーズに行えるように、インターネットバンクに余裕資金を入ておき、出金手続きと同時に「即時入金」を行います。

また、外出先で緊急事態が起こった際にも備えてインターネットバンキングのID、パスワード等もきちんと持ち歩くようにしています。

※IDやパスワード等をそのままデータ保存して管理することは絶対にやめて下さい。不正なアクセスや不正送金被害に遭う可能性が高くなります!

③注文が通らない

これまでにも説明しているとおり、サヤ取りは異業者間で両建てをして「含み益」と「含み損」の均衡を保ちながら、スワップポイント差を稼ぐ手法です。

なので、

いかに「売り」と「買い」を近い価格で取得するか

が重要になってきます。

例えばポジションを取得する際は、各業者の注文画面を立ち上げ、それぞれ[注文ボタン]をポチポチっとクリックして注文すると思うのですが、その際に、何らかのトラブルで

一方の注文が通らない

ようなことが発生すればどうでしょう?

「売り」「買い」ポジションの価格がズレて損失になる

可能性が出てくるのです。

サヤ取りは少額のスワップポイント差をコツコツ稼ぐ手法ですので、一瞬のズレが大きな損失になり、その損失を取り返すだけでも一苦労という結果にもなりかねません…。

僕はこれまでにいくつかの通貨ペアをサヤ取りしてきましたが、僕は、各業者さんのスワップポイントを確認⇒口座開設⇒即サヤ取り開始、というような感じで

各業者さんのシステムを熟知しないまま

すぐに取引をしてしまいます。

しかし、各業者さんのサービスは同一ではないので、同様に注文を出しても通らない場合があるのです。

僕がよくする失敗が、

注文画面を2業者分並べて、ポチポチっと注文して安心していると

片方の業者だけ[注文の再確認]画面が出て注文が通っていない

という失敗です。

こんな画面

出典:みんなのfxさんの注文確認画面

このような場合は、慌てて注文確認をして注文を出しますが、当然両者の価格は動いてしまいます。

 

注文時のリスク解決方法

注文時のリスクを解決する方法としてまず重要なのが

・値動きの少ない時間帯に取引する

ということです。

僕はZAIさんのウェブサイトで重要な指標発表が無いかを確認した上で注文を出しています。

また、

・注文前に業者さんのツールに慣れておく

ということも重要です。

できることであれば、通常の注文を何度か行ったことのある、使い慣れたツールをりようするのが間違いないと思います。

 

④資金効率が良くない

サヤ取りは売りと買いを同時に行うことによって、通貨価値の影響を受けることなくスワップポイントの差額が得られる手法です。

つまり、2つの異なる業者の口座にそれぞれ同じ額の資金を投入しなければなりません。

このため、他の手法に比べたら2倍の資金が必要となるので資金効率が悪くなるのです。

ただ、リスクを軽減させるための功罪と考えれば問題無いと思います。

資金効率うんぬんよりも損失を出さないことが一番重要ですからね(;’∀’)

サヤ取りの危険性についてはお分かりいただけたでしょうか?

現在僕は資金400万円くらいでサヤ取りを実践してますので、気になっている人がいればぜに見に来てください(^^)

 

運用実績【ペソ/円】FXスワップポイントの”サヤ取り”

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